1.マニュアル導入の目的を明確にする |
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経営,管理の方針や改善の目標などをマニュアルに盛り込み、目的を明確にしなくてはいけません。そして、計画的に作成と運用をすすめます。 |
2.理想と現実のフィードバックを行う |
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「あるべき姿」のイメージが強すぎて、理想的過ぎてもうまくいきません。しかし、現状がすべて正しいと肯定してしまい、進歩が望めなくても困ります。理想と現実の比較、フィードバックこそ重要です。 |
3.具体的な部分までつくる |
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せっかくマニュアルをつくるのですから、大ざっぱなマニュアルでは意味がありません。結局は個人の判断に委ねることに なってしまい、サービス・商品のバラつきがおきてしまいます。
現在の仕事・作業内容についてひとつひとつ最良の方法を見つけながら進めていき、限りなく具体的にしていくことが重要です。 |
4.成功と失敗の要因を反映させたものにする |
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マニュアルとはさまざまな経験・知識から成功と失敗を整理したものです。失敗は繰り返さない、成功は誰がいつやっても再現できるものにすることです。。 |
5.段階的・継続的に浸透させる |
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いきなり大量のマニュアルを目にしたのでは、実行するほうにも抵抗があります。また、一度だけの教育やトレーニングでは忘れられてしまいます。計画的に段階を踏んで、継続的に導入することです。はじめから完璧を目指さず、まずはできるところから、修正をしながらすすめていくことです |
6.担当者を決める |
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まずはトップが積極的に参加することです。マニュアルごとの導入決済はトップが行うことです。しかし、企画・統括する担当者、教育・訓練をする担当者(トレーナー)は別に決めて、権限と責任を与えることです。 |
7.評価を伴うしくみにする |
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せっかくマニュアルどおりに行っても、そのことが評価されないのでは、やがては守られない、使われないマニュアルになってしまいます。最終的には職務評価を伴うものでなければなりません。 |