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（outsourcing ）
  いま なぜ 業務代行か
   

業務代行、業務委託、業務請負、アウトソーシング（outsourcing）など呼び方は色々ですが、いずれも業務を外部に委託し、受託するビジネスのことをいいます。
外部に、仕事のある部分を委託するメリットは想像以上に大きいものがあります。
一言でいえば、収益構造をつくることですが、具体的には次のようなことがらです。


必要な時、必要なだけ業務の依頼ができる。
自社はできるだけ少数の社員で運営することにより、人件費を最小限に抑えることができる。固定費を低減することは損益分岐点を下げることになり、景気や営業成績の変化に強くなる。
自社にない専門知識や技術を必要とする業務がすぐできる。
業務を外部との契約による取引として行うので、業務の品質や納期を確実に守ることを要求できる。
自社の人材やエネルギーをコア・コンピタンス（競合他社を圧倒的に上まわるレベルや、競合他社にまねのできない核となる能力）の強化に集中できる。
コア・コンピタンスは競争優位の源泉となり、成功への道を切り開くカギとなる。

人件費のことですが、ふつう月額給料の1.5倍から1.8倍かかるといわれています。
その計算根拠は、給料・賞与・法定福利費・福利厚生費・退職金・採用費などの年間人件費を12か月で割ってみると算出できます。厳密に計算すると、そこに人事部の間接人件費やパソコンの費用をはじめとする一般管理費なども加えることになりますから、もう少し上がるはずです。

これらのことを考えると、業務委託を導入する価値がみえてきます。
「アウト」は「外部」のことで、「ソース」は「資源」のことをいいます。社内だけに目を向けずに、外部資源を有効活用することが、変化に対応する経営であり、収益構造の創造につながることを知ってほしいのです。


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